【西国三十三所巡り】第三十番~第三十三番札所までを巡って満願へ(その4) (第三十三番札所 谷汲山 華厳寺(Kegonji) 参拝記)

第三十三番札所 谷汲山 華厳寺(Kegonji)

2016年10月12日の記事(改訂版)

二泊三日の旅の最終回です!

西国三十三所観音巡礼の旅も、いよいよ最後の札所(第三十三番札所 谷汲山 華厳寺(Kegonji))に参拝して、満願という事になります。

9月28日
前回のブログ
のようにして、午前中にひいひい言いながら観音正寺を参拝した私は、能登川駅行きのバスに乗り、岐阜県の大垣を経由して谷汲山を目指します。

 

大垣へ

能登川発11:40 → 米原着11:53 (JR琵琶湖線新快速・近江塩津行) (大垣まで970円)

この近江塩津行の新快速ですが、大雨の影響で近江塩津から先の敦賀へ向かう電車が運休しているという事で、注意が呼びかけられていました。
ニュースが入りにくい場所に居たこともありますが、すごい危なかったんやと思いましたわ。

米原発12:00 → 大垣着12:32 (JR東海道本線・大垣行)
大垣へ向かう電車の外は大雨で何も見えないので、ずっと寝ていました(笑)

 

 

 

 

 


昼食

大垣に到着した4分後には樽見鉄道の電車があったんですが、あまりにお腹が空いていたので、駅ビルの中で昼食を取ることにしました。
大垣駅の駅ビルの中は結構充実していると思います。

昼食は駅改札のすぐ前にあった「杵屋」に行くことにしました。

杵屋 大垣駅アピオ店
岐阜県大垣市高屋町1-145

 大垣駅アピオ2F

TEL:0584-75-6073

こちらで「みそカツ丼定食」を頂きました。
みそカツを食べたら、名古屋圏に来たことを実感します。

 

 

 

 

 

駅ビルの3Fには本屋さんがあったので、暇つぶしもできました。


谷汲山へ

大垣発13:37 → 谷汲口着14:18 (樽見鉄道・樽見行) 670円

樽見鉄道
今回の旅では、この鉄道に乗るのも楽しみの一つでした。
第三セクターで運営されていて、運賃高めです。
ちょうど学生さんが帰る時間帯に遭ってしまい、超満員で座れませんでした。

写真を見るとわかるかもしれませんが、食事をしている間に雨が止んで、晴れ間ものぞいてきました。
このままいけば、当日中に華厳寺に参拝できるかも!と期待が膨らみます。

 

 

 

 

 

乗ってきた車両は大垣へ折り返すみたいで、途中の本巣駅で車両を乗り継ぎました。
ここまで来るとガラガラで、連絡時間が無いので慌てて写真を撮っています(笑)

 

 

 

 

 

谷汲口駅に到着。
無人駅で何もありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

谷汲口駅発17:12 → 谷汲山着17:20 (名阪近鉄バス・谷汲口線) 100円

揖斐川町のコミュニティバスですね。
終点まで乗っても料金100円と安くていいんですけど、運転本数がめっちゃ少ないです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスは、華厳寺の参道の入口付近が終点になります。
山門まで約1kmの綺麗に整備された参道があり、両脇に門前町が発展しています。

 

 

 

 

 

「いのりちゃん」というキャラが各店舗の前に居ます。
西国三十三所唯一のマスコットキャラなんだそうな(笑)

 

 

 

 

 


第三十三番札所 谷汲山 華厳寺(Kegonji)

山門(仁王門)が見えてきました!
雨が止んでいるのを幸い、一気に参拝することにしましたよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受付が無く、そのままご自由にどうぞという感じですが、境内の案内図が無く、HPにも詳しい記載はありません。
途中で案内図を見つけて、それを参考に進んだんですが、かなりデフォルメされていて、道に迷いました。

また、建物の案内書の立札がほとんど見当たらず、また塔頭寺院や御堂の表札がはがれていたり、掲げられていなかったり、後から見ても何を撮ったのやら分かりません。
なにやら非常に残念です。

 

 

 

 

 

三十三度石

 

 

 

 

 

たぶん、茶所

 

 

 

 

 

一条院

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たぶん、十王堂

 

 

 

 

 

たぶん、羅漢堂

 

 

 

 

 

 

不明・・・

 

 

 

 

 

 

法輪院か、明王院前の門

 

 

 

 

 

 

百度石

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焼香堂

 

 

 

 

 

 

手水舎

 

 

 

 

 

 

谷汲山根源由来記

 

 

 

 

 

 

本門か、中門

 

 

 

 

 

経堂か?

いろいろと記憶があやふやです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂に近付いてきました。
石段の両脇の石垣や木々が邪魔をして、登ってすぐに大きな本堂がありますので、全体を写真に収めるのが非常に難しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鐘楼

 

 

 

 

 

たぶん、阿弥陀堂

 

 

 

 

 

ご朱印

本堂内の納経所で、ご朱印を頂いたんですが、満願のお寺という事もあり、花山法皇が詠まれた三首の御詠歌にちなんで三つのご朱印が頂けます(というか、セットで900円になっていますので、注意!)。

以下に簡単に纏めましたが、達筆過ぎて、分かっていないと読めませんわ。(多分読めない(笑))
満願達成についてのお話は無く、先達会についての案内を頂ける様子も無く、「もうええわ」という感じで、拍子抜けして立ち去りました。

本堂(観音堂)
現世を表し、大悲殿と書かれてあります。

世を照らす 佛の験し ありければ
まだ燈火も 消ぬなりけり

 

 

 

 

 

 

 

満願堂
過去世を表し、満願堂と書かれてあります。

よろずよの ねがいをここに おさめおく
みずはこけより いずるたにぐみ

 

 

 

 

 

 

 

笈摺堂
未来世を表し、笈摺堂と書かれてあります。

今までは 親を頼みし 笈摺を
脱て納むる 美濃の谷汲

 

 

 

 

 

 

 

西國第三十三番
美濃國 谷汲山
御本尊十一面観世音菩薩

開基 豊基上人
建立 延暦十七年

岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積
天台宗 谷汲山 華厳寺


堂前の石段を下って、右に曲がったところで振り返り、本堂を見上げているところかと思います。
中門をくぐって、元三大師堂の方へ行こうと思って迷ったのを覚えています。
案内図に描かれている建物の形と違いますし、案内図に無い階段や回廊があるんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迷ってしまったので、最初に戻って回廊の下をくぐって、石段を登ったら笈摺堂に辿り着きました。
折鶴がたくさんあるのは、笈摺(おいづる)と折鶴(おりづる)を掛けてあり、奉納すると御利益があるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笈摺堂の前の道を右へ行くと本堂になります。
本堂の左脇を進めば、ここへすぐに来れたんですね・・・。

道を左へ行くと満願堂になるので、そちらへ向かいます。
満願達成された方が寄進された石塔やタヌキが一杯居ます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忘れていたのが、「精進落としの鯉」です。
満願を遂げたら本堂の柱にある精進落としの鯉に触れて帰る習わしがあるそうです。

本堂に戻って、さすりさすりして、この日の参拝を終えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23

 

 


料理旅館 立花屋

この日のお宿です。
山門の斜め前という、大変便利な立地にあります。
門前町には何軒か旅館があるんですが、ネットでプランを決めて予約が出来るのはここだけのようです。

この日は「鮎尽くし」のコース料理と宿泊がセットになったプランを選びました。
これでもかと鮎が出てきまして、鮎尽くしを堪能し、大変満足しました!
女将さんに綺麗に骨を抜いて食べる方法を教えて頂き、この技は今後にも活かせると思います。

お部屋も一人なのに広すぎる14畳(6畳と8畳の続き)の部屋で、なんだかぽつんと置かれた気がしましたが、ゆっくり休むことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


出立

9月29日
夜の間中、猛烈な雨が降っていまして、これでは華厳寺の奥の院へ行くのは諦めるしかありません。

朝食をたらふく頂き(ご飯2杯お代わりしてしまった)、ゆっくり朝風呂にも入りまして、また泊りに来ますわと女将にお約束しまして、9時半過ぎ頃に出立しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に決まったあてもなく、バスがでるのに少し時間もあり(10:40発)、華厳寺に再度参拝しました。
雨が上がり、これ幸いに本堂まで行ってみましたが、昨日と雰囲気が変わりませんので、お参りだけ済ませて帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕方ないので、ポケモンGOしながら、バス停のある参道の入り口までぼちぼち歩きました。

本数が少ないので、綿密にスケジュールを立てなければなりませんが、揖斐川町コミュニティバスを使うと、あちこち回れそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

谷汲山発10:40 → 谷汲口駅着10:48 (名阪近鉄バス・谷汲口線) 100円

谷汲口発10:57 → 大垣着11:38 (樽見鉄道・大垣行) 670円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大垣にて、「聲の形」スタンプラリー

大垣へ移動し、計画の一つであった、映画「聲の形」の聖地巡礼ともいうべきスタンプラリーを始めたんですが、最初から躓いてしまいました・・・。

スポットの場所へ行くと、アプリと連動してチェックインを行なってくれる仕様なのですが、吹き出しが指示しているところと、指定されたスポットの場所にどうやらかなりの開きがあるようなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初の「大垣駅」でチェックインしたのは、駅から南西に離れたところ。
次の「大垣商店街」で吹き出しが指示している場所は「たつのくちはし」の辺りですが、行ってもうんともすんともいわないので、商店街の入り口辺りになる「新大橋」の辺りをうろうろしていたら、チェックインしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の「大垣城公園」へ向かいます。
吹き出しの位置は信用できないので、広い大垣城公園を隅々まで歩き回ったのですが、全くチェックインできません。もちろん吹き出しの位置にも行きました。

吹き出しが西にずれているのがお分かり頂けるでしょう?

スタンプラリーは諦めて、大垣城の見学をして帰ることにしました。
これを達成された人はすごいと思います。

(追記)
このアプリ、やはり不具合でもあったのか、無くなってしまいましたね。
後にアプリの「舞台めぐり」が登場して、2018年現在もサービスが続けられています。
個人的には「響け!ユーフォニアム」のスタンプラリーで活躍中です。

舞台めぐり – アニメ聖地巡礼・コンテンツツーリズムアプリ
Sony Music Communications Inc.

iOS版 App Store
Android版 Google Play

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


帰路

スタンプラリーは残念でしたが、昼食が未だだったので、何か美味しい物を食べて帰ることにしたんです。
時間は14時頃になっていました。
商店街のお店は、ランチの時間を終えて準備中のところばかり。
失敗しました・・・。

仕方なく駅前まで来ますと、「さらしな」があって、店頭の「飛騨牛 牛めし膳」のサンプルが見えまして、「おお、美味そうやん!」と思って入店しました。

めっちゃ美味しそうですね!!

 

 

 

 

 

 

・・・長かった西国三十三所観音巡礼の旅路もこれで終わりです。
快速電車を乗り継いで、大阪に帰ります。

大垣発14:41 → 米原着15:16 (JR東海道本線・米原行) (大阪まで2590円)
米原発15:18 → 大阪着16:42 (JR琵琶湖線新快速・播州赤穂行)

大垣から大阪まで、丁度2時間です。
以前はめちゃ遠いと思っていましたが、これくらい乗っても全く平気になりましたよ!

締めとして、行きつけの新梅田食堂街の「セブンシーズ」に立ち寄ります。
数日間、人と話す機会がほとんどなかったので、マスターと話をしたら、帰ってきた感がハンパなかったです(笑)



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